eワラントの満期
楽天証券のWEBサイトより
eワラントの満期は、あらかじめ設定してある期日のことを言います。株やFXとの大きな違いは、eワラントには満期日が設定されているということが大きな違いになるのではないでしょうか。最初に取引を行う際に、まず満期日を決めて行うわけですが、このあらかじめ決めた取引の期限が満期日ということになり、お金が受け取れるかどうかはこの満期日が来てみて初めてわかることになります。
eワラントの取引でコール型を行っていた場合には、満期日に、対象原資産の値段が権利行使の値段よりも上がっていれば、利益を出すことになるのですが、もしも対象原資産の値段が、権利行使価格よりも低かったという場合には、持っていたeワラントの価値が全くなくなってしまいますので、元本分すべてが0になってしまうということになります。
eワラントでは、いかに満期日までに損切りをするのか、売買のタイミングを見計らうのか、それが利益を出すか損益になるのかの境目ということになります。しかし他の投資と比べてみると、最悪でも、元本だけに損益がとどまるというのが一番のメリットではないでしょうか。
他の投資の場合には、元本以上に損益を出してしまっているというケースも多くありますが、eワラントでは満期日にもしも対象原資産の値段が権利行使の値段よりも低かったとしても、持っていた価格が0になって、元本が0になるだけで損失を食い止めることができるのです。これは投資のリスクが少し少ないことにもつながります。