eワラントの基礎知識

eワラントの損失

 

eワラントではどのような場合に損失があるのか、それを知ったうえで、取引を始めることが大切ではないでしょうか。

 

 

そもそもeワラントというのは期限がついている有価証券です。株やFXとの違いの大きな点として、期限付きであるということがまず一つ大きな特徴ですが、これが損失につながってしまうのです。なぜなら、権利行使期間が終われば、その価値がなくなりますから、eワラントを持っていても、権利行使期間が過ぎれば価値が0になり損失になるということになります。

 

 

eワラントのコール型の場合には、満期まで持っていれば原資産価格が行使価格を上回ればいいのですが上回らなかった場合には、損失となり、eワラントを買った代金は0 になってしまいます。

 

 

そしてeワラントのプット型の場合には、満期まで保有していて原資産価格や行使価格を下回らなかったときには、eワラントを買った代金がそのまま0になり価値がなくなり、それはすなわち損失になるというわけです。

 

 

eワラントでは、買ってから、満期までにeワラントを売却するのか、それとも満期まで持っているのか自分で選ぶのですが、これは損失につながりますので注意しましょう。損失と言っても、株やFXとの違いとして、元本に限った損失であることが言えます。ですから、元本以外に追加で損失が出るということはないという特徴が、eワラントにはあり、損失が少なくすることも自分でコントロール可能である特徴があるのです。