eワラントの基礎知識

eワラントと税金

 

eワラントでは取引を行う際に税金がかかってきます。eワラントでの投資にかかる税金というのは、総合課税方式ということになるのですが、これは、通常なら、満期前の売買というのは譲渡所得がかかってしまって、満期まで持っていた場合の税金は雑所得ということになります。個人でのeワラント取引にはかからないのですが、事業として、取引をしているという人の場合には、事業所得もかかってきますので注意しましょう。

 

 

eワラント取引をしていて、利益が出てくれば、確定申告をしなければいけません。利益が出ずに、逆に損をしてしまったという場合には、総合課税になり、所得から引くことが可能です。満期まで持っていた人は雑所得から差し引きます。株式投資をしている人の場合には、eワラントと合算するということはできないので、それぞれ別として考えなければいけません。

 

 

総合課税というのは、所得全体にかかってくる税金のことで、eワラント取引以外に、サラリーマンなどで給与所得をもらっているという場合には、あわせた額に税金がかかってきます。しかし給料は源泉徴収されていますが、eワラントの場合には源泉徴収されないので、自分で確定申告をすることになります。

 

 

給与所得者で、eワラント取引で満期まで持っていて権利行使ができていない場合に雑所得がマイナスになった場合でも、このケースはお金が戻らないので注意しましょう。損切りをした方が税金的には、支払う額が少なくなっていいと思います。